こんにちは!衣織です。
今回は、わたしもやっているマウスピース矯正について、実際にかかった費用や、わたしが思うメリット・デメリット、どんな人に向いているかなどについてお伝えしていきます。
マウスピース矯正について気になっている方の参考になれば嬉しいです。
マウスピース矯正とは?
マウスピース矯正とは、透明なマウスピースを7〜14日ずつ交換しながら歯並びを整えていく歯列矯正のことです。
透明で目立ちにくいこと、取り外しが可能なこと、痛みが少ないこと、通院回数がワイヤー矯正と比べて1/3で済むことなどがメリットです。
インビザラインやキレイライン、スターアラインなどのブランドがあり、病院によって取り扱っているブランドが異なりますので、ここも歯医者選びの際のポイントになります。
マウスピース矯正の費用は全部でどれくらい?
マウスピース矯正に限らず、歯列矯正に掛かる料金は病院によってバラつきがありますが、マウスピース矯正の場合は30万〜120万円ほど掛かるようです。
簡単な部分矯正だと30万、標準的なフル矯正だと100万、難しい症例だと120万する場合も。
わたしがマウスピース矯正でかかった費用は、全部合わせて1,039,500円でした。
内訳は、最初に払ったお金が、検査費用・装置料・技術料・保定装置料合わせて990,000円。
そして3ヶ月に1度調節に行き、その都度調節費を支払うのですが、わたしの場合は治療期間1年3ヶ月なので、1回5,500円×5回で27,500円。
また、わたしは矯正にあたり4本抜歯もしましたので、1本5,500円×4本で22,000円。
合計で、1,039,500円です。
ひゃー、改めて計算すると高いなって再認識しますね。
まだ治療途中なので、新たに追加のマウスピースが必要になって治療期間が伸びると、更に調節費が掛かることになります。
ちなみにわたしが通っている病院では、新たにマウスピースを作るのに追加で費用がかかることはありませんが、病院によっては20,000円ほどかかる場合もあるようです。
マウスピース矯正のメリット
わたしが感じたマウスピース矯正のメリットは全部で4つです。
透明なので目立たない
これがマウスピース矯正の最大の利点です。
友達にも、言わなきゃ矯正してるって気づかれないレベルでまじで目立たないです。
なので、受付など普段人前でお仕事をされている方、ワイヤー矯正だと見た目がネックになって踏み出せなかった方にドンピシャの治療法です。
取り外し可能
また、マウスピースは取り外しが可能です。
マウスピースは装着したまま食事をすることはできないので、食事をする際にはマウスピースを外して、食べ終わったら歯磨きをしてまた装着する、ということになります。
食事の時は装置を外すので、例えばカレーなど、ワイヤー矯正ではブラケットに着色するのが気になって食べれなかったものも気にせず好きなものが食べられます。
ちなみにわたしはカレーが大好きなので、こちらのメリットを最大に推していきたい(笑)
また、マウスピースを外した状態で歯磨きをするので、ワイヤーに比べて圧倒的に歯磨きがしやすいところもポイントです。
痛みが少ない
マウスピース矯正は、ワイヤー矯正に比べて痛みが少ないです。
ワイヤー矯正だと一ヶ月に一回の調節するのに対し、マウスピースはだいたい10日に一回交換します。
一回で動く大きさが小さいので、痛みが少なくなるというわけです。
夜にマウスピースを交換してから次の日くらいまでは痛みがありますが、ご飯を食べれないほどの痛さはありません。
また、ワイヤーのように口内を傷つけることもないので、口内炎になることはほとんどないです。
ワイヤー矯正と比べて通院回数が1/3で済む
わたしの通っている病院では、最初の通院ですべてのマウスピースを受け取るのではなく、3ヶ月に一回の通院の際に、次の3ヶ月分のマウスピースを受け取ります。
通院では、順調にマウスピースが進んでいるか、マウスピースが合わなくなってきている部分がないか、アタッチメントが外れていないかなどをチェックして貰います。
例えば「奥歯の辺りのマウスピースが浮いてきているので、気をつけてはめるようにしてください」と注意されたり、マウスピースが合わなくなっているとここで作り直しになります。
また、もしアタッチメントが外れていた場合もこの時に付け直してもらえます。
マウスピース矯正のデメリット
もちろんマウスピース矯正にはデメリットもあります。
自分で管理ができない人には向いていない
マウスピース矯正をするかどうか悩まれている方の中で、ここがネックになっている方も多いと思います。
自分で着け外しをしたりスケジュールの管理が必要なので、面倒くさがりな方はサボりやすくなり、全然治療が進まない!ということになりがちです。
「何月何日に次のマウスピースに交換する」というスケジュールは歯医者さんで貰えたりもしますが、スケジュール管理には「TrayMinder」というアプリを使うのがおすすめです。
アプリだと、交換のタイミングは通知でお知らせしてくれるので、交換日を忘れることもないです。
また、マウスピースは1日20〜22時間装着の必要がありますが、アプリを使えば自分がその日何時間装着したかも簡単に把握できます。
もし装着時間が足りなかったり、次の日外食の予定があって装着時間が短くなりそうという場合には、その前日や次の日に装着時間を長くとって調節するか、それでも足りない場合は装着日数を1日増やすという調整が必要ですが、アプリを使えばそのスケジュールの調整も楽にできます。
毎食後しっかり歯磨きをしないと虫歯になりやすい
これは先生に本当に口を酸っぱくして言われました。
唾液は口の中の細菌を流す役割があり、唾液が多い人ほど虫歯になりにくいです。
逆に、唾液の量が少ない人、口呼吸をしていて口内が乾きやすい人などは虫歯になりやすいです。
マウスピースを着けていると、マウスピースが歯全体を覆ってしまって歯に唾液が行き渡らなくなるため、虫歯になりやすくなります。
なので、マウスピース矯正中は特にきちんと歯磨きをするようにしましょう。
毎食後しっかり歯を磨くようにしておけば虫歯になることはありません。
毎食後きちんと歯磨きとデンタルフロスをして、口内に歯垢を残さないように気をつけましょう。
マウスピース矯正ができない症例もある
マウスピース矯正は、あまり歯の凸凹が大きかったり歯を動かす距離が大きいと出来ないこともあるそうです。
また、マウスピース矯正ができるかどうかの判断は病院の先生によって違うことがあります。
もし最初に行った病院で断られた場合でも、他の病院に行ってみると「出来ますよ」といわれることもありますので、一度断られてしまったけどやっぱりマウスピース矯正がしたいという方は、他の病院をあたってみることをおすすめします。
わたしは歯列矯正のカウンセリングに3か所行き、最初に行った病院ではマウスピース矯正はできないと断られましたが、そのあと行った病院では2か所とも出来ると言われたので、マウスピースで歯列矯正をすることにしました。
マウスピース矯正はどんな人に向いてる?
マウスピース矯正は、歯並びの不正が比較的軽度な人、自分で管理が出来るという人にはすごく向いている方法です。
マウスピースを着けなければ歯は動かないですし、装着時間が短いまま進めてしまうとだんだんマウスピースが合わなくなって最悪作り直しということになってしまいます。
マウスピースの作成には約1ヶ月かかり、更に治療期間も長くなってしまいますので、絶対に装着時間を守って着けるようにしましょう。
食べたらすぐに歯を磨いてすぐに装着する、というこの2点だけしっかりできれば大丈夫です。
今はコロナ禍で普段からマスクを着けて生活していますので、個人的には歯列矯正をするなら今がベストタイミングだと思います。
またわたしの治療の経過やビフォーアフターなどもご紹介できたらと思っていますので、ぜひ参考にしてください。
それでは!
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